オフィスホワイトニングを受けられる患者様へ
ホワイトニングとは・・・
加齢や生活習慣によって蓄積された歯の黄ばみを薬によって漂白する方法を指します。
着色物のみを分解し、歯本来の白さにするので自然な仕上がりになります。
「削る」「かぶせる」などの行為は行わないので、歯質への負担が少ないことが特徴です。
ホワイトニングの種類の違い
1. オフィスホワイトニング
- 院内(オフィス)で行う
- 強力な薬剤と光を使用する
- 短時間で高い効果が得られる
- 治療例:1日/10分照射×3回 を2日
- 手法:歯面に薬剤を塗り、光を当てることで漂白作用を加速させる
※当院では、熱や紫外線をカットした安全なシステムを導入しています
2. ホームホワイトニング
- 自宅(ホーム)で行う
- マイルドな薬剤を使用する
- 長期間かけてゆっくりと効果を出す
- 治療例:1日/2時間×2週間
- 手法:マウスピースに薬剤を入れ、1日あたり2時間装着する
オフィスホワイトニングの流れ
①インフォームドコンセント ⑧ホワイトニング材混和 ▼▼▼ |
ホワイトニングにおける注意
1. 「脱水症状による刺激」が起こる場合がある
ホワイトニングの術中または術後に刺激を感じられる方がおられます。
これは一過性のものですのでおよそ24時間で収まるケースがほとんどです。
2. シェードの改善は、1回あたりの平均値で5段階程度
3. 白くなるのは天然歯だけ
ホワイトニングされて白くなるのはご自分の歯のみです。
入れ歯や金属、差し歯、詰め物かぶせ物などの人工物は、そのまま色が残ります。
4. 色が変わりにくい歯質がある
歯がグレー系統の方、神経が死んでしまって内側から黒ずんでいる方、歯の表面がざらざらとした性状の方は、比較的色が変わりにくい歯質です。まずは医師にご相談下さい。
5. 模様が浮き出る場合は複数回の処置を行う
一度目の漂白を行うことで、しま模様が目立ってしまうことがあります。
しかし多くの場合、複数回の処置を行うことで徐々に目立たなくすることが出来ます。
6. 白さを維持するためには、リピートが必要
日常生活の中で再び着色が起こりますので、定期的なホワイトニングをおすすめします。
また回数を重ねることで更に白さが増し、長持ちする傾向があります。
7. 「色が付いたな」と思ったら次のリピートのタイミング
患者様ご自身で「色が付いたな」と感じられたときがリピートのタイミングです。
8. 再着色予防のためには、術後のケアーが重要
ホワイトニング直後は、歯の表面を覆っている皮膜が一時的に除去されているため、通常より着色しやすい状態になっています。
術後24時間は色の濃い飲食物や喫煙を控え、その後はホワイトニング用歯磨材などの使用をおすすめしています。
その他ご不明な点は当院スタッフまでお問い合せ下さい